第5フェーズ:タイの入国規制緩和について

今まで経験したことがない、何とも言い難い上半期が過ぎ、何とも言えない面持ちで、下半期に突入してしまったように感じます。

タイの状況は、、、
3月26日に発令された非常事態宣言は、時期を見て、徐々に規制は緩和されつつあるものの、非常事態宣言自体は、今月末まで延長されることになりました。

このように、非常事態宣言下ではありますが、旅行先として非常に人気のあるタイに関して、様々な情報が早くから出回っておりますが、月も新たになり、第5フェーズの段階になり、タイの入国規制緩和について、いつもお世話になっているヤンヒー病院に出向き、信頼をおける医師スキット先生に、お話を伺ってきました。

ちなみにヤンヒー病院内は、、、
以前は、多くの外国人患者で賑わっていましたが、今はほぼその姿はなく、タイ人の患者さんばかりです。

先に申しあげました通り、第5フェーズに入り、一部外国人の入国が許可され出したり、風俗業が、厳しい規制や条件を元に再開を許可され始めました。

この第5フェーズでは、外国人の入境に関して何らかの変化があるのではと、かなり早い段階から、色々な情報提供に関する記事等があります。
ただでさえ、世界中から愛される大人気の国タイの規制緩和には、多くの人が注目しており、渡航を心待ちにしている方も非常に多いでしょう。
しかし、明るい嬉しい早々からの情報とは裏腹に、タイ王国の確固たる意志の強さが伺える、現状は決して、両手を挙げて喜べる状況ではないと言っても、過言ではないかもしれません。
入国規制緩和…
緩和とは言っても、非常に厳しいと感じるのが、正直な感想です。

ここでは自分の仕事柄、特に、タイの医療機関で、何らかの治療や手術(性別適合手術や美容整形も含む)等受ける方向けに書きますが、難問が多々あるのが現状。
この難問は、手術を受けに来る外国人のみが抱える問題ではなく、こう言った患者を迎え入れる医療機関にとっても、一筋縄ではいかない、苦渋の選択となる点もあるということも含みます。

タイ政府/保健省から通達がなされたことがゴーサインではなく、政府から告示があり、これを受けてこれから各医療機関で、会議等が行われ、外国人患者に対しての対策や条件等様々な細々したことが決められていくことになるそうです。
さらに、医療機関は、政府機関に承認を得る必要もあるだろうとのこと。
ヤンヒー病院の後に、PAIにも行きましたが、昨日突然、保健省の職員が、PAI内の視察に来たとのことです。
JCIを取得した医療機関かどうかというだけではなく、セイフティゾーンを確保できているかどうか、こう言った点も審査され、外国人患者を受け入れても良いという許可を得られるかどうかも、重要な焦点になるようです。
ヤンヒー病院では、外国人患者へ対して、どう言った対策を取るか等々の細かな詳細も、これから徐々に話し合い、決まっていくだろうとのことです。

今日から解禁になるタイの風俗業。
この後、韓国のような店内でのクラスター等が起きないことを、願うばかりです。
万が一、こう言ったお店でクラスターが起き、タイ国内での感染が拡大するような状況にでも陥ったら、頑張ってきたタイ人の、タイに住む方の今までの忍耐が水の泡。
タイへの渡航を待ち侘びている人達にとっても、残念な結果となってしまうでしょう。

では参考までに、7月1日午後に発表されたタイの、新型コロナウイルス感染症データセンターの内容を、ご紹介させて頂きます。
発表された、外国人入国に関しては、渡航目的別に、条件や必要事項の案内がされていますが、ここでは、医療目的(性別適合手術や美容整形手術も含む)で渡航する方への条件等を訳し、ご紹介したく思います。

【出発前】
1)出発前の最低でも14日間以上前から、人混みがある場所への外出を控える
2)必要書類
・手術を受ける予約を入れた病院から発行されたCOEの承認を得た書類
・Fit to fly(飛行機への搭乗が可能であるという健康証明書)
・新型コロナウイルス感染症検査陰性証明(出発の72時間以内に発行されたもの)
・何かあった時の治療費を賄えるだけの金銭があるという証明(銀行の残高証明…?)
・新型コロナウイルス感染症治療もカバーするUSD100000以上の保険加入済みの証明
・隔離生活期間の滞在先が、保健省の認可を受けていることの証明
・日本の医療機関からの治療/手術に関する診断書
・手術を受ける予約を入れた病院から発行された、どこで14日間の隔離生活を送るかという証明
3)出国時検疫

【到着後】
・入国時の検疫
・必要書類の提出
・空港から滞在先までの移動は、病院(手術の予約を入れた)の専用車でのみ。
・システムへの登録(行動が把握できるように…?)
・14日間以上の隔離生活
・治療や手術の基本的な日程が14日間に満たない場合、14日間が経過するまで所定の施設に滞在しなければならない。

上記内容が現時点で政府機関から告示されている内容で、これを受けて、実際に外国人患者を受け入れるか、それともまだ様子を見るかは、各医療機関次第であり、またその医療機関が、政府機関から外国人患者を受け入れられる基準を満たしていると承認を受ける必要もあります。
現時点では、こういう規定が、いつまで続くのかや、もっと緩和される可能性があるのか、また最悪、タイ国内での感染状況が悪化したりした場合、突如国境を封鎖する事態になるのか等は、全く定かではありません。

タイの医療機関のエージェントを務めて、アテンド会社を経営している以上、アテンドの依頼を頂けることは大変有難いことであるのですが、現時点での上記条件を見る限り、渡航して手術を受ける方は、《手術を無事に終えられるか》という不安だけではなく、タイに入国するために渡航前から、大変な労力と、慣れない手続きへの不安が伴い、渡航できても自由はなく、滞在中受けなければならないPCR検査費用等、通常時は発生しない費用が嵩み、帰国後は今度は、日本の規則に従わなければならないし、万が一感染が発覚した場合には、また途轍もない気苦労等抱えざるを得ないことは必須で、日本で待ち侘びているご家族やパートナーさんも同様に、いやもしかしたらそれ以上に心配をせざるを得ない事態になりかねません。

性別適合手術を心待ちにしている当事者の方は、きっと少なくはないでしょう。
でも今一度、本当によくよくご検討下さい。
この非日常的な時に、非日常な外国で、今どうしても受けなければならないかと。。。

余計なお世話かもしれませんが、実際に、当事者の親族の方数名から、如何に心配かという相談だったり、『アテンドであるタイの事情をよく知っているあなたから、今は時期ではないとハッキリ我が子に言ってほしい』という話まで直接聞いている者として、【入国できるなら行く】と、決して安易なご決断をされないことを、切に願います。
こう言った状況になる前の3月にサポートをさせて頂いたお客様が数名いらっしゃいますが、この方々が滞在中、親御さんが如何に心配していたかを、僕自身も痛感している経験がありますので。

よって、、、
大変恐縮ですが、年内の新たな手術のサポート依頼は、既にご相談を下さっている方、既に手術の予約を検討していると連絡を下さっている方を除き、規制がより緩和されるまで、今のこの状況がより落ち着くまでは、受付は一時しないことにします。
目処は、現時点では非常に申し上げにくいですが、年内には、新たなサポートの依頼受付を開始できればと、こう検討はしておりますが、たかだかアテンドには、何の決定権もありませんので、ご理解頂ければ幸いです。

会社を経営している以上、利益にも目を向けなければならないことは重々承知しております。
しかし《今》は、それを優先することで、後々、自分ではない、頼ってきて下さった方に、万が一でも、その方の不利に繋がる何かがあってからでは、取り返しがつきません。
ですから今は、会社としての利益は2の次3の次としながら、スタッフの賃金に差し支えがないように、今できることに努めていき、規制がより緩和され、手術を受ける方も、そして日本で待つ親族の方々もより安心できるようになってから、新たな予約を、受付再開させて頂きたく思っております。
今できることは、頼って下さるタイ人の方々のサポートがメインになりますが、このタイ人の方々からも大変協力を頂いており、術後の経過に関しての情報等を頂いているだけではなく、これから手術を受けようとしている、弊社を利用予定の方への情報提供にも、承諾を頂いておりますので、この方々からのお力添えを十分に活かせられるよう、努めていく所存です。

どうかこの心情ご理解頂ければ幸いです。

日本のニュースを見る限り、毎日新たな感染者が出ているようですが、どうか引き続き、くれぐれも用心されて下さい。

追伸:
1:
既に弊社のサポートサービスを受けた方は、術後の経過上等で、何かある場合は、いつでもお気軽にご相談を下さい。
僕は、タイに居続けていますので、ご相談内容を、ご相談者様に代わり、医師の先生方を伺い、お話を聞いて、報告をさせて頂きます。
何卒宜しくお願い致します。

2:
7月1日ガモン病院で、日本人アテンド会社を集い、患者さんの入国に関して等の説明があり、前日に連絡を頂いたのですが、既にスケジュールがいっぱいだったので、参加を遠慮させて頂きました。夕方に、病院スタッフさんから、説明の内容のお知らせを頂きましたので、こちらはまた後日別途、ご案内させて頂きます。

3:
ヤンヒー病院、PAIと訪ねた後は、ANAの支店を訪ねて、担当者の話を伺いました。
メディア等では色々情報が出ているけど、公式な内容は、現時点ではまだ何一つ通達を受けていないので、タイから日本へ渡航するに当たり、何が必要か条件は何か等は、今はまだ何も言えませんとのことでした。
7月中旬までは、チャーター便しか飛ばず、それ以降は、通常の1日4往復になる可能性もあるが、今後の状況によっては、減便せざるを得ない、もしくは今のように運休せざるを得ない状況になる可能性も、併せて十分あるとのこと。
日本からタイに渡航するに当たり、搭乗手続き時何を提示しなければならないか、何が必要なのか等の詳細も、現時点では案内しかねるとのことでした。

4:
上記内容は、あくまでも、7月1日に発表された内容です。今後変更事項が生じる可能性が十分あることを、予めご了承下さい。

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