Y君手術前診察-前腕部皮弁陰茎形成-

今日はヤンヒー病院で、15日にショクチャイ先生による、前腕部皮弁陰茎形成手術を受けるY君の、手術前診察等の付添通訳を務めさせて頂きました。

ご存知の通り、今ヤンヒー病院は、新型コロナウイルス対策で、日本人旅客の患者は、手術日の15日以上前からタイに滞在して、感染している症状が発症しないかどうかまず待機をして、様子をみることが義務付けられています。
当初Y君は、3月1日日曜日が手術日でしたが、この手術7日前に、ヤンヒー病院から通達がありました。
この事情を連絡させて頂いた際に、色々話しました。
手術前に15日以上滞在するとなると、おのずと帰国日もそれだけ遅延するため、仕事に差し支えるのではないかとか、もし今回キャンセルした場合、今度はいつ通常の状態で手術に望めるのかとか。。。
結果、この陰茎形成ともなると、予定通り帰国できない可能性も十分含んでいる内容なため、延長せざるを得ない期間が手術前に来たと思い、キャンセルをせずに手術に臨むことにし、予定通り2月27日にタイに到着しました。
到着後は、入院を開始するまで、弊社宿泊施設でゆっくり過ごすつもりでしたが、手術前で痛むところもなく元気で、体は体力を持て余しており、可能であれば入院を開始するまで、海の近くで過ごしたいと、こうY君からリクエストを受けました。

ただでさえ、寝たきりの長い入院生活の前。
幸い、外出までは禁止はされていなかったので、バンコクから最も近い、観光客が比較的少ないバンセンへの滞在を決めました。
バンセンでの宿泊先は、Y君が自身でインターネットで予約をし、4日から12日まで一人旅を満喫することに。
これを実行するに当たり、毎日体温を測ること、人混みには行かないこと、外出時はマスクを必ず着用すること、アルコール消毒剤で手の消毒を頻繁にすること等取り決めをし、幸い何事もなく、バンセンでの8泊9日を過ごし、今日に至ります。

今日は、11時に宿泊施設を出て、一緒にヤンヒー病院へ。
到着後は、まず執刀医のショクチャイ先生によるカウンセリングを受けました。
膣閉鎖尿道延長と前腕部尿道形成から3年が経った今、排尿具合は問題なく、また尿道を形成するためにカテーテルを通した前腕部も、今まで一度も問題を起こさずに来ました。
ショクチャイ先生とのカウンセリングを一通り終えた後は、手術同意書等にサインをして、手術代金の支払いを。
今月31日までの、ヤンヒー病院のプロモーション10%割引が適用され、手術代金は297000バーツ(通常330000バーツ)となり、これに術後の痛み止め薬ペインフリー代金3000バーツを加算して、合計300000バーツ1011805円を支払いました。

支払い後は、胸部X線レントゲン検査を受けて、精神科医ウッサリー先生のカウンセリングを受けて、病室で採血と、麻酔科医の問診を受けて、今日のスケジュールを滞りなく終えました。

今晩は、早朝のコレステロール値測定のための採血に備えて、19:00以降は飲食を一切止めています。
そして明日14日手術日前日は、15:00から腸内洗浄を受けて、15日の手術に備えます。

いつもは、欧米人や中国人、韓国人の患者で賑わうヤンヒー病院内ですが、今は、新型コロナウイルスの影響と、ヤンヒー病院の対策で、広い院内は、タイ人の患者さんはいるものの、ガラガラでした。
正直に言うと、外国からの患者が、スムーズに手術を受けられない対策を講じたため、ヤンヒー病院としては収入に大きく影響があると思います。
しかし、金銭重視ではなく、感染の状況を広めないために、悪化させないために、そしてここで働く医師や看護婦やスタッフへの感染をも防ぐためという人員重視での、感染国の患者への手術前15日以上タイへ滞在することを条件とするこの措置をとったヤンヒー病院の決断を、僕は讃えるとともに、見習いたいと、こう思います。
確かに、何ヶ月も前から手術を予約をして、予定を立ててこられた旅客患者の皆様にとっては、非常に困った事態であることと思いますが、未知のウイルスであるため、ワクチンもまだなく、感染した後のことを考えると、より対処に困る事態になり兼ねません。
日々多忙な仕事のスケジュールに、やっと折り合いをつけて、タイでへ渡航しての手術を決められた方も多いと思います。
手術前に15日間以上もタイに滞在するなど、通常はそうできることではないため、今回はキャンセルという選択をせざるを得なかった方も多いでしょう。
しかし、この性別適合手術は、健康な体であってこそ受けられる手術であり、また、この術後は、より自分らしい体で新たに覇気を持って励む毎日であることが望ましい、こう考えると、より感染しやすい環境に来て手術を受けることは、本望ではないと思います。

ヤンヒー病院、そしてPAIが、手術前2週間以上の滞在を条件とすることが、今後いつまで続くのか、現時点では明確にされていませんが、これからこの2つの医療機関での手術をご検討中の方は、目処も立てにくく焦るお気持ちもあるかもしれませんが、どうか今は、まずは、日頃感染しないように、くれぐれも用心してお過ごし下さい。

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