SさんRさん手術前診察-Preecha Aesthetics Institute-

昨日タイに到着した、SさんとRさん。

今日はPAIへ、手術前診察に行って来ました。
お二人が受ける手術は、反転法による性別適合手術です。

PAIに到着後は、まず二人揃って、執刀医のスティン先生から、詳しい説明を受けました。
パソコンで画像を見ながら、排尿器官に至るまでの、女性器の作りと男性器の作りの違いや構造、そして二人が、生々しい画像を見ることに問題ないということで、手術中の画像を見ながら、手術の流れや、男性器のどの部位が、どのように、女性器のどの部位へ変わるのか等々の他、術後の実際の参考画像として7、8例ほど、手術後間もない時と、数ヶ月経過した画像も見せて頂きました。
また手術を受けるに当たり、誰しもがしっかり知っておくべき、起こり得る症状やリスク、更には、そう言った症状が起こった時のスティン先生の対応や処置に関する内容まで、お話をして頂きました。

手術や術後に関する詳しい説明を終えた後は、一人一人、スティン先生とのカウンセリングを受けて頂きました。
☆Rさん
希望の手術は、反転法による性別適合手術と、喉仏の縮小手術。
診察の結果、既に睾丸を摘出している影響で、陰茎と睾丸部分の皮膚が結構縮んでおり、決して余裕がある状態ではないとのこと。
そこで、より十分な深さの膣を形成するために、鼠径部の皮膚を一部切り取り、膣形成に使うということを提案されました。
しかしRさんとしては、無駄に体に手術痕を増やしたくないという願いもありました。
そこで、そう言ったRさんの気持ちをスティン先生に伝えたところ、Rさんが、膣の深さにあまり重点を置かなず、今ある素材のみで形成可能な分だけで満足というのであれば、鼠径部の皮膚移植は、勿論必要としないとのことでした。
鼠径部の皮膚移植をしない場合、Rさんの場合、形成可能な膣の深さは、だいたい4インチ約10cm強とのこと。
これを聞いてRさんは、その膣の深さで、男性との性行為は可能なのかという質問に対しスティン先生は、
《男性と女性のそう言った性行為は、女性の膣の深さに、パートナーの男性器のサイズがマッチしているわけではなく、例えば女性で膣の深さが5インチで、パートナーの男性器は8インチというケースもあるわけだから、そう考えると、膣内に、男性器がすっぽり入ってしまわなければならないという固定観念は、必要ないでしょう》
という回答を頂きました。
これに対しRさんは、そう言ったサイズのミスマッチで、男性器が女性器を突き破ったりということが、起こりやすくなるのでは?と、新たな質問がありました。これに対しスティン先生は、
《男性器が原因で、そう言った事故に繋がること以上に、バイブレーター等玩具を無茶に使用したり、無理なダイレーションをする事で、ダイレーターでそう言った事故が起こる心配の方が可能性としてはある》
と、こう教えて下さり、また、【適度なダイレーションとは】という感覚ややり方に関しては、現時点は、言葉だけではイメージ等掴みにくいので、術後ダイレーション指導の際に、しっかり教えて下さるとのことでした。
また、喉仏の縮小手術に関しては、喉仏に近い声帯にダメージを与えないように注意を払わなければならないため、100%完全に無くしてしまうことは不可能と思って下さいとのこと。
実際に切開して、内部の状態を見て見なければ一概には言えないけど、Rさんの場合は、そこまで大きな喉仏ではないので、だいたい95%くらいは削れるでしょうとのことでした。
また声帯の手術ではないけど、喉仏の縮小手術後は、後々回復はするけど、しばらくは、声が擦れたり、喉に違和感を伴ったり等の症状は起こりがちなので、時間をかけて様子を見てとのことでした。
『Rさんのお支払い額』
反転法性別適合手術と喉仏縮小手術の合計手術金額
12800アメリカドル約1376000円

☆Sさん
反転法による性別適合手術。
診察の結果は、Rさん同様に、既に睾丸を摘出しているため、膣を形成するために必要な、陰茎や睾丸の皮膚が、決して多くないとのこと。
Sさんは、Rさんと希望は違い、若干身体に傷を負っても構わないので、鼠径部の皮膚移植を伴う手術方法に、同意しました。
鼠径部は、右側は、過去に、皮膚移植で使ったことがありダメージを負っているので、より確かな左側の鼠径部の皮膚を使うことになりました。
この手術方法で鼠径部に生じる手術痕は、個人差があるので一概には言えませんが、Sさんの場合は約10cm強とのこと。
様々なお話をスティン先生から頂き、10cm強の傷を負っても、ビキニラインで隠れるし、そうそう人目に付きやすい部位でもないからということで、鼠径部からの皮膚移植を含む反転法での性別適合手術をと決定しました。
Rさんからは、スティン先生に、外観に関してのリクエストがありました。
可能であれば、女性器も小陰唇に当たる部分を、小さすぎず、やや大きめに形成してほしいと。これに対しスティン先生は、
《そう言った要望に応えることは可能だけど、今ある素材を十分活かして形成するから、深さを持った膣形成に差し支えない程度に、小陰唇の形成にも努める》
と、こう前向きなお返事を頂きました。
『Sさんのお支払い額』
鼠径部の皮膚移植を含む反転法性別適合手術金額
9800アメリカドル約1054000円

上記のように、同じ医師の手術を受けるとしても、患者一人一人の身体の特徴等の違い、また要望の違い等々で、形成される形状は、同じものはまずないということが、わかって頂けるかと思います。
また、既に睾丸を摘出している方だったとしても、一概に、腸を使わなければ、膣形成ができないというものではないということも、ご理解頂けるかと思います。

一人当たり、約15-20分に及ぶ、大変親身な詳しい手術前診察及びカウンセリング。
たかだかアテンドという立場で、手術の事実や現状を伝えるのには、限りがあると少なくとも僕はこう思うため、実際にメスを取り、手術をして下さる医師の先生から直接、様々なお話を頂けることは、大変有難いことと思っております。
日本人の患者の例のみではなく、世界中の患者の実例をも元にお話をして下さるので、常々感謝でしかありませんが、勉強させて頂いております。

実際に診察や説明を受けたお二人からは、手術に備えて、ネットで挙げられている手術動画も散々見てきたけど、スティン先生が見せてくれたものとは全然違ったと、こう感想も下さいました。

PAIで、スティン先生との手術前診察及びカウンセリングを終えて、手術代金の支払いを済ませ、採血と採尿をし剃毛を受けて、続いて、パヤタイ2病院へ移動して、胸部X線レントゲン検査を受けて、ラマ9世病院にて、タイ人精神科医2名のカウンセリングを受けて、診断書の発行を受けました(カウンセリング代金及び診断書発行料3850バーツ約13500円)。

今日の全てのスケジュールを、滞りなく終えた後は、お二人のリクエストに応えて、アロママッサージへ。

1時間30分で、お一人当たり1000バーツ約3500円。
マッサージで、到着からの疲れを癒して、Rさんは明日、Sさんは明後日手術に臨みます。

実は、今回のお二人の手術は、本来は、もう少し早い時期でした。
ところが、スティン先生の急な用事のため、それに伴い手術日を変更せざるを得ないことになりました。
しかし、SさんRさんお二人は、その事情を承諾して下さり、今日に至ります。
また、こう言った変更に当たり、既に購入済みだった航空券をも、日程の変更をせざるを得ず、それに伴い変更手数料が必要となりましたが、その費用を責任を取って支払うことを承諾してくれたPAIの対応と、お二人の気持ちに、深く感謝致します。

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