肩の荷が軽くなった今日この頃

気がつけば、2週間も、ブログを更新していなかったんですね。。。

先程、今月初めにS字腸を使っての手術を終え、その後の体調が優れず、入退院を繰り返して、滞在を延長せざる得ない状態にあった方も、幸い少しずつ回復を遂げて帰国の許可がおり、空港へ見送ってきました。
長い入院と体調不良で、体力の衰えが著しいので、航空会社から車椅子を出してもらう手続きをして、通常の出国出口ではなく、優先出口から、係員に車椅子を押してもらい、帰国の途につきました。

今年2018年は、ヤンヒー病院とPAIとガモン病院この3つの医療機関で、合計39ケースの手術のサポート通訳に当たらせて頂きました。
この内半数の19件が、皮弁法陰茎形成に関わる手術(7件)/ミニペニス形成(3件)/前腕部皮弁陰茎形成(7件)、MTFさんの性別適合手術(2件)を受ける方々でした。
こうした、手術を終えてみなければ、また、術後長い目で経過をみなければ結果が知り得ない形成手術のサポートに多く当たらせて頂き、今年もたくさんのことを、学ばせて頂いたと同時に、性別適合手術とは、如何に一筋縄ではいかないものなのかということを、改めて痛感させられました。

また、親身な医者の先生方からは、感銘を受けるほどの、大変手厚い施しを頂きました。
こんな偉大な先生方の間近におり、常に、対応や迅速な適切な処置/アドバイスを頂き、こんな僕が一つ断言できることがあります。
それは、医療機関によっては、患者の希望を優先して手術を行うところと、そうではないところがあります。
これを、【Aという医療機関はできるけど、Bという医療機関はできない】などと、できる(可能)かできない(不可能)かといったこんな視点で、評価をする方が事実います。
しかし少なくとも僕は、できるかできないかではなく、《する》か《しない》かという表現の方が相応しく、そして受ける患者側は、するからにはどう言ったリスクが増すのかを必ず事前に知っておくべきであり、また、自身が希望の手術内容を、その医療機関がしないのは、決してできないからではなく、しないという結論に至るそれなりの理由があるということを知ることが、本当に大切なことと思います。
それからもう一つ、どの医者が上手いとか下手とかは、はっきり言います、ありません。
大きな違いは、患者の話に耳を傾けるか否かであり、そうでない場合、とんでもない表現だと言われるかもしれないことを承知で言いますが、医療機関は病院ではなく、《工場》と化します。

世の中全てのことと言っていいくらい、表現一つで、印象も評価も、何もかもが事実と異なります。
だからこそ、情報過多なこの時代、自身の希望に沿う側をより優先したくなりがちでもあるかもしれませんが、己の身体はたったこの一体のみであることを重々念頭に置いて頂きたくも思います。

ブログを更新しなくなり、もう彼此2週間も経つと今知り、少々自分で驚いています。
決して書くことを止めたのではありません。
日々ブログを書き綴る以上に、優先しなければならいことが続いた毎日でした。
また、しっかりとした内容の記事を書ける体力が1日1日本当に残っておらず、ただ綴るだけの更新頻度を保つのみの内容にしかならないことを避けたかったという気持ちがあるのも、正直なところです。
先月陰茎形成を終えた方の尿漏れによる再入院、右前腕部への尿道形成後回復が思わしくなく再度渡航して入院治療を受けた方が入退院を繰り返し、数ヶ月前に陰茎形成を受けた方が、炎症を起こし、その改善のために至急渡航する必要があったり、以前ミニペニス 形成を受けた方が、陰茎形成を視野に入れるために、尿道内の内視鏡による検査を受けたりと、ただでさえ特殊な性別適合手術の中の、更に特殊な内容のサポートに当たる日々でしたが、それぞれが幸い回復を遂げられて、一人また一人と帰国していきました。
そして今晩も、辛い再入院を2回も繰り返した方が、何とか年内帰国できました。

病気で弱っている方の看病とは、また異なる内容かもしれませんが、回復が著しく思わしくない方が、回復を遂げて帰国できるようになるまでは、本当に気が気じゃない毎日でした。

一人、また一人と帰国していく姿を見送り、一つ一つ、僕の肩の荷が降りていくのを感じる今日この頃。

今年は、性別適合手術の中でも、大掛かりな内容になる形成手術を受けられる方からのサポートの依頼が、非常に多かったので、来年は、こんな方々が万が一何かあった時、迅速にしっかり受け入れられる体制とスケジュールを、確保しておく必要があるとこう考えています。

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