Tさん手術から一夜明けて

昨日ヤンヒー病院で、日本での乳腺摘出手術後の胸部の修正手術と、子宮筋腫を患い、既に子宮を摘出して、残っている卵巣の摘出手術に臨んだTさん。
術後の昨夜は、全身麻酔での術後に伴ないやすい吐き気や目眩等体調不良を訴えることもなく、また、酷い痛みに苦しめられることもなく、朝を迎えることができました。

7:30頃。
胸部の修正手術を執刀して下さったスキット先生が、回診に来て下さいました。
修正手術と言えど、術後胸部に酷い腫れを伴ったり、血腫が生じたり、出血が多かったり等ありますが、Tさんの場合は、そう言った症状は幸い現時点ではなく、また、血抜きのドレーンも挿入されていない状態です。

続いて、9:00過ぎ。
卵巣摘出手術を執刀して下さった、アムナート先生が、回診に来て下さいました。
先生の手に、何やら、プリントアウトされた画像があります…
Tさんのベッドの傍らに立ち、アムナート先生は、ゆっくり話し始めました。

まず、手術日前日の手術前カウンセリングの時の話までさか上ると、
《子宮筋腫摘出手術後、残されている卵巣が、周辺臓器主に腸と癒着している可能性があり、癒着具合が酷い場合は、その状態から無理に卵巣を離そうとすると、腸を傷つけてしまう可能性が高く、非常に良くない事態を招きかねないから、開腹して内部の状態がそういう状態だった場合は、卵巣は摘出せずに、そのまま閉じることになる》
こうアムナート先生から説明を受けた上で、この内容にTさんは承諾し、摘出できるかどうか、お腹を開いてみないと何とも言えない今回の手術に臨みました。

結果。。。
残されていた卵巣は、大きさは1cm強と非常に小さいものだったと。
これだけ小さい原因は、Tさんの年齢と、定期的に投与している男性ホルモンによるもの。
こんなにも小さい卵巣なのですが、腸との癒着がかなりあり、卵巣摘出を試みることで、腸へのダメージは避けられないということで、摘出はせずにそのまま閉じました、ということでした。
アムナート先生が持ってきて下さった画像は、卵巣と腸の癒着具合を示すものでした。
卵巣のほんの一部のみという癒着ではなく、殆どの面が、腸とくっついているのが見てわかります。
この説明を受けてTさんは、顔色一つ変えずに、摘出できなかったとしても、普段見ることができない、自分のお腹の現状をしっかり知ることができて、それだけでも大きな収穫ですと、アムナート先生が、卵巣を摘出しないと決断したお気持ちに、賛同して下さいました。

また、現状から見て、摘出できなかった卵巣が、今後何らかの悪さをする可能性は、非常に低いとのこと。
ただ念のために、定期的に検診を受けて、万が一この卵巣が、肥大していく傾向にある場合は、その時は、専門医による処置を受けるようにというアドバイスを頂きました。

Tさんは、術後の経過に異常はないので、朝の回診後から水が飲めるようになり、午後には、昼食で出されたスープを半分ほど召し上がりました。

ただ夕方頃からは、血中の酸素濃度が若干低く、頭痛を訴えて、只今酸素マスク装着中ですが、それから2時間半が経過した今は、頭痛も治り、血中の酸素濃度も適度な状態まで回復して、落ち着いている様子です。

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