尿漏れのため、18日に再手術を受けたK君。
その手術から一夜が明けて、9:00過ぎに、回診に来て下さったスキット先生から、手術のお話を伺いました。
尿漏れの原因となっている瘻孔を塞ぐ手術となった理由は、当初は数日間入院をして、排尿時に、尿漏れの部位に負担をかけないように、正しい手の添え方をしていき、様子を見ようということでしたが、入院開始後、徐々に徐々に、漏れてくる尿の量が増してきているという、排尿時に立ち合ってくれた看護婦さんの報告を受け、スキット先生が、手術を決定しました。
ところが。。。
結果的には、【シリコン棒も抜かれず、大事に至っていなくて良かった】のですが、手術をして内部を見たスキット先生曰く、手術するほどの瘻孔ではなかったと。
尿道を輪切りにした断面を、アナログ時計に例えると、6時と8時の位置2箇所に、極めて小さい瘻孔があったのみで、その他は、ダメージ等なかったとのこと。
《しっかり正しい手の添え方をしていれば、何も手術する必要はなかったのに。。。》
と、苦笑いしながら、おっしゃるスキット先生。
スキット先生に、お手数をかけてしまったことは、申し訳ないと思いましたが、しかし正直その反面、一早い手当が受けられたことを、親身に看護してくれ、判断しにくい僅かな量の増量加減もしっかり見てくれて、漏れの量が増していると報告してくれた看護婦さんに、感謝しました。
スキット先生が退室された後その張本人の看護婦さんが、
【手術してもらえて良かったのよ。
いくら小さい瘻孔でも、手当が正しくない状態で放っておいたら、悪くなる一方の可能性もあるんだから。
でもさ、スキット先生は実際に手術して、瘻孔の場所を見ているからわかるけど、患者さんからしたら、瘻孔の場所なんて明確に見えるわけじゃないんだから、そこをピンポイントで押さえてって、結構難しいわよね。】
と、患者であるK君の立場を、フォローしてくれました。
あくまでも、スキット先生退出後ですが。
あとは、スキット先生が再手術して下さった今回の経過に問題なく、K君が順調に回復を遂げれることを願います。