G君術後10日目

今月8日の前腕部皮弁陰茎形成手術から、術後10日目を迎えたG君。

ヤンヒー病院でのこの術後、術後◯日目に何が行われて、術後△日目にどう言った処置がされてと、経過を辿るある程度の目安があります。

そしてこの術後10日目は、この手術を受けた人にとっては勿論、執刀して下さった先生、術後の経過を見守ってくれた看護婦さん、そして僕にとっても、とても緊張する、そんな1日です。

基本的には、術後の経過がある程度順調であれば、この手術を受けた人は、排尿カテーテルや点滴が抜き取られ、ベッド上に寝たきりの状況から解放される日。
嬉しい日でもありますが、術後初めてベッドから起こした身体で、しっかり歩けるか、動くに当たり痛みは伴わないか、そして何よりも、10日間排尿カテーテルを通してきて、それが無い状態で、尿を出せるか等々、とても不安が伴う日であることも否めません。

今朝のスキット先生の回診は、非常に早い時間でした。
7:00。
看護婦さんが、回診に備えて支度を始め、間もなくスキット先生がいらっしゃいました。
形成された陰茎には、変わらず異常は見られず、宣言された通り、排尿カテーテルが抜き取られ、また、皮弁された前腕部に、臀部から移植された皮膚の付きも問題ないということで、ギブスも外されました。

処置を終えた後、トイレでの排尿時のアドバイスを下さったスキット先生。

基本的に、不動心という言葉が相応しい人柄のG君ですが、きっと、しっかり尿が出るか、尿漏れは生じないか等不安だったのでしょう、険しい表情で、スキット先生のお話を、うんうんと頷きながら聞きました。

カテーテルを抜き取って約1時間半後の8:30。
尿意を催したということでトイレへ。
当初は、G君は身体が大きめなため、衰えた筋肉で、身体を支えるのが辛かったら、ベッド上で尿瓶にしようとまで事前に話し合っていましたが、そんな心配は無用だったかのように、目眩一つ起こさずに、しっかりと床に足を付き、一歩一歩、確かな足取りでトイレに向かいました。

便器の前に仁王立ちになり、尿を出すことに集中するG君。
直ぐにとはいきませんでしたが、約2分後、陰茎からしっかり排尿できました。
尿の量も300cc。
異常な残尿感もなく、また懸念された尿漏れもなく、無事に初トイレを終えることができました。

その後も、10:30、13:30、16:30、20:00と、計5回トイレで排尿テストを見ましたが、一回の排尿量も300-400ccと安定しており、また尿漏れも全くない状態。

5回目のトイレを終えて、G君自身にも、やっと少し、【経過は本当に良好なんだ】と安堵感が生まれたのでしょう。
凄く嬉しそうな笑顔で、【今日は、良い1日でした!】と、こう言ってくれました。

今回G君が何事もなく、こうして節目の術後10日目を乗り切れたのは、G君自身の身体のベストな状態だったこと、そしてこの手術において名医であるスキット先生の確かな手術と日々の親身な診察と、術後を見守ってくれた確かな知識を持った看護婦さんと、献身的に身の回りのお世話をしてくれた介護士さん達の賜物であることに、違いありません。

今日、何事もなく終えたからと言って、両手を挙げて喜ぶことは、まだ早いということは重々承知ですが、何よりも、G君の満面の笑顔を見れて、非常に嬉しい1日でありました。

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