Sさん第一回術後診察−ミニペニス尿道再建後−

ガモン病院でのAさんのガモン先生による術後診察と、ダイレーションの手順の説明通訳を終えた後、Aさんのお世話をモッドに託して、僕は、PAIでのSさんの第一回目の術後診察の付添通訳に向かいました。

Sさんが滞在しているサービスアパートメントへ迎えに行き、一緒にPAIへ。

今月8日に、パヤタイ2病院で、PAIのブリン先生執刀によるミニペニスの尿道再建手術を受けたSさん。
ブログを読んで下さっている方は既にご存知かと思いますが、今回Sさんは、8年前に受けたミニペニスの狭窄して、排尿が思うようにできなくなってしまった尿道の再建手術を受けました。

術後5日目の今日の診察の結果は、尿道再建というとても繊細な手術でしたが、幸い、回復状態に異常はないという、嬉しい診断結果でありました。
この調子で問題が生じなければ、水曜日には予定通り、排尿カテーテルを抜くことができるだろうとのこと。
Sさん自身も、手術部位の腫れが順調に引いているのを身を以て感じているとも、回復を実感できるほど、良好な経過です。
ただ、8年前の手術を受けるに当たり、また術後、自身の状態をしっかり把握できていない点がいくつかあるため、8年経過した今、解明されることが相次いでいます。
この不明な点を解明するために、勿論Sさんの同意も得た上で、ブリン先生に、Sさんの状況や、手術を執刀して下さり、見たまんまの結果を、ブリン先生から聞いています。

今日は、僕が、Sさんのミニペニスを実際に見させて頂いてから、ずっと不可解だった点をSさんに話し、Sさんからも、是非ブリン先生に聞いてほしいということで、あることをブリン先生に、確認をさせて頂きました。
その内容は。。。
素人目線かもしれませんが、僕が不可解だった点は、いくら尿道が狭窄していると言えど、ミニペニス先端に、小さくても尿道口らしき痕跡があってもいいはずなのに、それが全く見受けられなかったんです。
そこで感じた事は、『もしかしたら、ミニペニス形成と言っても、当時は、尿道延長を伴わない、所謂クリトリスだけの長さを出す手術だったのでは。。。』ということ。
実際に、この尿道延長を伴わないミニペニス形成は、実在しますし、『尿道に手を加えるのは怖いから』という方が、その医師の元で、こう言った手術を受けています。
では、今回の手術前に、ミニペニスの右下にあった尿が排出されていた、当初は【瘻孔】と思われた小さな穴は、何だったのか。。。
この穴は、実は【瘻孔】ではなく、Sさんがミニペニス形成手術の一年前に受けた、腹部皮弁法による陰茎形成に備えた尿道延長を受けた尿道口だったのです。
要するに、この尿道口が狭窄を起こし、排尿に支障を与えてしまっていたということ。

執刀して下さったブリン先生に、大変恐縮ですが、手術をした際に、ミニペニス内に尿道はありましたかと確認すると、首を横に振られました。
続けて、当時の手術を担当したのではないので、ハッキリとした理由は言えないけど、恐らく何らかの理由で、ミニペニスと尿道が一体化されなかったのではと、話して下さいました。
また、当時のミニペニス形成の方法と、今ブリン先生が施すミニペニス形成の手法は、全く違うものだと。

この話を受けてSさんは、
『そういうことだったんだ。。。
だから日本の医者が、ミニペニスからいくら、排尿カテーテルを挿入しようとしても、尿道口が見当たらないと言って、ミニペニス右下のこの穴から、狭窄した尿道の拡張作業をしたりしてたんだ。
判明して、胸のつっかえが取れましたよ。』
と、ブリン先生の見解を、素直にしっかり受け止めて下さいました。

以上のことから、【狭窄した尿道の再建手術】ではなく、【尿道を作る手術】だったということ。
ミニペニス形成の際、基本的には、女性器のある部分を使って尿道が延長され、最大限に引き出されたクリトリスと一体化させられますが、今回ブリン先生は、尿道を伴わない既に存在しているミニペニスに、口の中の粘膜を使うこともなく、陰部の皮膚のみを使用して、ミニペニスになかった尿道を作って下さったのです。
真っ新の状態で、各部位に余裕がある状態では決してない状況だったにも関わらず…

当時のミニペニス形成の時のカウンセリングや診察等に付き添わせて頂く身ではなかったので、僕自身、その時のSさんの状況を把握するのは決して容易ではなく、また、当時の術後の画像等の資料も乏しく、直ちに真相を解明する事は不可能ですが、Sさんの長年の苦労に報いるためにも、今回サポートの依頼を頂いた者として、ブリン先生のご協力の元、Sさんのご希望に応えるためにも、しっかり、一つ一つ解明していけるよう、努める所存です。

เพิ่มเพื่อน

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(FtM・FtX)へ
にほんブログ村





関連記事

  1. Kさん2回目術後診察-術後7日目-

  2. Oさん最後の術後診察

  3. Qさん第2回術後診察@PAI

  4. Qさん第一回術後診察日

  5. Nさん第4回目術後診察−再々縫合−

  6. Tさん術後翌日

  7. Uさん手術前診察

  8. ののさん手術前診察@PAI

  9. スティン先生の回診2

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。