Y君術後診察-ミニペニス形成から9日目-

今月3日にピヤウェート病院で、PAIのブリン先生執刀による、膣閉鎖手術とミニペニス形成を受けたY君。
術後9日目の今日、第2回目の術後診察を受けました。

朝ピヤウェート病院に、Oさんを激励に行き、その後Mさんを術後診察ためにガモン病院へご案内し、その後宿泊施設にY君を迎えに行き、一緒にPAIへ。
到着後、間もなく診察へ通され、ブリン先生の診察を受けました。

今日は特別な日。
問題がなければ、排尿カテーテルが抜ける日..
ただ、心配事が一つありました。
今まで痛みという痛みがなかったのに、今朝からミニペニスの先がチクチクすると。。。
しかしこれは、尿道から挿入されているカテーテルが、留めているテープが弛み、引っ張られていたから生じた痛みだと判明し、異常が伴う痛みではありませんでした。

そして間もなくブリン先生から、手術部位に、全く異常が見られないから、予定通り今からカテーテルを抜く旨が告げられました。
第一回目の9日の診察の時点で、抜ける状態だと言われていましたが、抜けるのは嬉しいけど、まだちょっと不安が残るというY君の気持ちを優先して、2日間延長し、カテーテルの抜き取りは今日と予定されました。
その予定が実行されるくらい、見事な回復を遂げているY君。
術後9日目にしてカテーテルが抜ける事実を改めて耳に、とても嬉しい様子でした。

カテーテルを抜き取った後は、排尿テストを!

排尿を促すために、コーヒーと水を飲みまくるY君。

間もなく、尿意が強くなってきました。
看護婦さんにその旨を伝え、トイレへ。
そこへブリン先生が来て下さり、一緒に尿の出具合を確認して下さいました。
このブリン先生の対応には、Y君も驚いた様子。
【こんなオシッコするところまで、先生自らちゃんと見てくれるの⁉︎
有り難いわ…】

ブリン先生は、無理に立って排尿することを、強要しませんでした。
尿カテーテルを抜いた後、ただでさえ排尿の自由が利かないのに、慣れない態勢での排尿が如何に困難なのか、察して下さっているのでしょう。
座って用を足すY君のすぐ間近で、尿の出具合、そして尿漏れがないか、じっくり見て下さいました。
Y君が、
【先生、そんな近くにいたら、オシッコかかってしまう!】
と言っても、
【気にしない、大丈夫。】
と、しばらく見て下さったブリン先生。
結果、尿線の太さも十分で、また、尿漏れもないということでした。

この事実を告げられ、Y君の気持ちも高揚したのでしょう。
トイレ個室に、Y君の大声が響きます。
【先生、、、
ホンマにありがとうございます!】
これにブリン先生も、最高の笑顔で答えてくれました。
そして更に、本当に順調な回復だから、もう帰国してもいいという言葉まで告げられました!

【マジで、先生⁉︎】

再び、Y君の声が響き渡ります。

ただ、慎重なY君は、長期滞在を考えてきているので、帰国の航空券もまだまだ先の日付。
ブリン先生に話すと、帰国までに念のためにもう一度診察できるねと^ ^

更に驚くことに..
ブリン先生曰く、基本的に、尿道のダイレーションは、必要ないだろうと!
ただし、尿線が極端に細くなったら、ダイレーションをする必要があると。
そこで、帰国後万が一、尿線が細くなった時にダイレーションを行うことに備えて、第3回目の術後診察の際に、ブリン先生から、尿道のダイレーション指導を受けることになりました。

排尿チェックを終えた後は、ブリン先生の許可を頂き、ホルモン投与(PAIでのホルモン投与:1000バーツ)を受けました。

PAIを出て、宿泊施設に向かう車内で、
【自分がこんなに順調に回復を遂げて、こんなに排尿カテーテルが早く抜けて、尚且つカテーテルなしで、尿漏れもなく、用を足せるなんて、、、
信じられない、、、

夢みたいだ、、、

何よりも、尿カテーテルが早めに抜けたことが有り難いわ。
長くいれいると、カテーテルなしで用を足す感覚とかめちゃくちゃ鈍りそうだし、膀胱炎とか起こす可能性も高くなるって聞くしなぁ】
と、様々な想いを語ってくれました。

ミニペニス形成。
一言で言っても、病院により、手術方法もある程度異なれば、形成される外観も異なれば、術後の経過の見方やケアの仕方、指定される最低限のバンコクへの滞在日数、そして排尿カテーテルを挿入しておく日数、ダイレーションの必要性、その他諸々異なります。
これらは、医師の見解の違い等も影響するので、勿論、どちらが良くて、またどちらが正しいといったような内容は、誰にも言えないことです。
そこで、このような性器を変える手術、ましてや、生きていく上で欠かせない排尿を司る尿道に手を加える手術を受ける、もしくは検討するにあたり大切なことは、自分の目で見て、自分の耳でしっかり話を聞き、何が自分に《合っている》かという分別をすることではないでしょうか。

自分の目で見る:
ネット上の情報のみを見て、それをそのまま鵜呑みにしないで下さい。

自分の耳でしっかりと話を聞く:
手術を受けた経験者の話は、役に立つものです。
しかし、その方と自身の身体の質、そして気持ちの持ち方、精神力、みんな異なります。
真剣に考えるのであれば、自らが問い合わせて、納得するまで聞いて下さい。
そして、より正しい情報を持った上で、手術に備えて、術後万が一思わしくなかった時に、備えて下さい。

今回Y君にとって、決して名前が知れ渡っていないPAIの医師の執刀による手術は、手術前のカウンセリングから、手術入院をするピヤウェート病院の環境や看護態勢、術後の担当医の担当、そして術後診察に至るまで、とても満足するものだったと、帰国までまで日はありますが、このような感想を頂きました。
しかしこれは、あくまでも、少なくともY君にとっては。

タイへ性別適合手術を受けに来る当事者は、数年前に比べると、非常に増えています。
それに比例して、症例数も、執刀する医師の実績数も上がっています。
実績数が伸びるということは、それだけ経験値が高いことになりますから、選択するにあたり、決め手になる情報であることも間違いありません。

ただ少なくとも僕は思います。
《目に見える数値のみに、振り回されて欲しくない》
と。

当事者だと、自称他称関わらず名乗りをあげる人も急増し、手術を受ける、または受けたいと臨む人も増え続ける今。

こんな時代だからこそ、他力本願はほどほどにして、自分の身体が懸かる手術に関しての情報収集は、自分の責任の元、確固たる気持ちを持って進めて頂きたい、こう切に願う今日この頃です。

そして今日、エージェント冥利に尽きる言葉を、Y君から頂きました!
【篤司君、ホンマにありがとう!】
と。。。

恐縮至極です。
こちらこそ、Y君。
無事に回復を遂げてくれて、本当にありがとうございます..

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