旅立ちの朝

朝から、涙腺大崩壊してきました…

家を出る支度をして、おばあちゃんの部屋へ。
おばあちゃんは、まだベッドで寝てましたが、僕が襖を開けた音で、目が覚めた様子。

【おばあちゃん、おはようございます】

【あれあれ!
はぁ(もう)行ぐんだが?】

と、布団から顔を覗かせて言いました。

【うん。
行ぐしての…】

こういう僕に、

【体さ、気ぃつけせの】

と、僕を案じてくれるおばあちゃん。

【おばあちゃんもの!
まだ来るして、元気で、待っててな!】

いつもこう言えば、はいはいと返事をしてくれるのに、今朝は、うんうんと頷くだけで、返事をしてくれなかった、おばあちゃん。
こんなおばあちゃんがもどかしくて、部屋を出かけた僕は、おばあちゃんが寝ているベッドに、再び歩み寄って、思わず布団ごと、おばあちゃんを抱きしめました。

【何で、返事返してくれないの…】

こう言いたかったけど、声が詰まって、声が出ない代わりに、涙がボロボロ溢れて、止まらなくて、そのままおばあちゃんに顔を埋めて、しばらく泣きました。

そんなところへ、お母さんが、もう出ないと電車に間に合わないよと、おばあちゃんの部屋へ。
泣いているところを、諸に見られ、きっと何で泣いているのか、お母さんは悟ったのでしょう。
【のう。。。
ホントに、おばあちゃんっ子だもんの】
と、40歳目前の大の大人が、おばあちゃんに抱きついて泣いている姿を見て、言いました。

【おめぇの気持ちは、おばあちゃんもよぉくわかってるから】

と。。。

モッドには、泣き顔を見せたくないので、そのまま洗面所に行って、冷水で顔を洗いました。

荷物を積んで、お父さんお母さんに、駅まで見送ってもらいました。

4泊5日の帰省。。。

4泊5日もあったのに、振り返ってみると、バンコクから上海に来て、上海から日本へ向かう飛行機を待っていた7時間の方が、えらく長く感じました。

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