心機一転

早いもので9月になり、もう3日が過ぎ、4日目になりました。

僕は、8月下旬から約2週間の日本滞在を終えて、今日新たにお客様を迎えた次第であります。

何だろう。。。

日本滞在を終えて、実家でリフレッシュできたお陰か、問題は山積みですが、変な話、少しホッとしている自分がいます。今回生じた問題については、放ってはおけないので、時間をかけてでも、一つずつ片付けていきたいと思ってます。

約2年ぶりの、生まれ故郷青森への帰省。

家族の温もりを、有難さを、身を以て感じ、沁沁と心に感じたひとときでした。

またご多忙な中、ガモン先生との個別カウンセリングに、脚を運んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

府内の方、府外の方関わらず、術後数年ぶりに合う顔、数カ月ぶりに合う顔、どれくらい会っていなかったとか期間を問わず、術後も変わらず、元気に頑張っている皆さんに会えて、それが何よりも嬉しかったし、それが何よりもの励みになった事は、言うまでもありません。

壁に打ち当たると、とんでもない大きな心痛を伴うと、自分がとても不幸に思ってしまう瞬間が、自分が一番大変な想いをしていると悲観してしまう瞬間がありましたが、皆さんのお陰で、その時間は、途轍もなく無駄な時間だったと、気付き、とても前向きな気持ちを抱けるくらい、覇気を頂きました。

本当にありがとうございました。

今回、ガモン先生との個別のカウンセリングには、これから手術を受けようと検討している方よりも、手術を終えた後の修正等についての相談や、次のステップへ向けての相談をする方が、多くいらっしゃいました。

【術後の相談内容】

1:胸部の弛み

O字型切開での乳腺摘出手術後、胸下部分に、皮膚の弛みが生じ、これを解消したいという相談

2:乳腺摘出手術痕の修正

約10年前に、乳腺摘出手術を受けた胸部の手術痕が醜く、可能な限り修正したいという相談

3:乳輪/乳頭縮小手術

他院での乳腺摘出手術後の、乳輪/乳頭縮小手術についての相談

4:ミニペニス形成後の修正

国内での術後、排尿障害に悩まされ、修正したいという相談

5:バルトリン腺嚢胞

膣閉鎖後、バルトリン腺が残っており、陰部外部に、嚢胞が出来てしまったが、今後どうして行けば良いかという相談

【新たな手術の相談】

A:乳腺摘出手術について

自身が、乳腺摘出手術を受けるとなった場合、どの方法がベストなのかという相談

B:ミニペニス形成

既に乳腺摘出手術/子宮卵巣摘出手術を終えて、今後ミニペニス形成を受けたいが、現在の陰核(クリトリス)の大きさで、この手術は可能なのかどうかという相談

C:皮弁法による陰茎形成(前腕部)

既に前腕部に、カテーテルを通している状態で、予定通り陰茎形成を受けられるかどうかの相談

D:皮弁法による陰茎形成(太腿部)

決して例が多くない手術方法だが、どんなものなのかという相談

E:高齢で心臓病歴がある

性別適合手術を受ける決意をしたが、自身の年齢は勿論、過去に心臓病を患った事もあり、このような状態で、手術を受ける事が可能なのかどうか、また手術を受けるに当たり、何が必要かという相談

またこのカウンセリングには、4月に、国内でのミニペニス形成後、排尿障害に悩んできて、ガモン先生の執刀で、無事に修正手術を終えたXさんも来て下さり、術後帰国後、全く支障なく、排尿が出来ていると、手術前とは別人のような、元気な明るい顔を見せにきて下さいました。

ガモン先生は、多数の患者様と、個人的にカウンセリングしたにも関わらず、終始穏やかな表情を保ち、質疑応答に応じて下さり、お客樣方から、来て良かったと、嬉しい感想を頂けました。

 

今回、短期間で、多数の方のカウンセリングに付き添わせて頂き、改めて感じた事。。。

手術は、

”とりあえず。。。”

という感覚で、絶対に受けてはいけないものだという事。

そして、心臓病を患った事がある方のカウンセリングでは、性別適合手術は、全身麻酔で行われる、間違いなく命がけの大手術だと言っても、過言ではないという事。

そして、”リスク”とは、性別適合手術においてのみ言える事ではなく、手術を受けた後のその人生も、手術前には感じなかった、あり得なかったリスクが伴うから、手術に臨む際は、手術への覚悟ではなくて、手術を終えた後の人生をやりきる、乗り切る、生ききるという覚悟が、絶対に必要だと言う事。

性別適合手術を受ける前は、どっちか選べます。

現在の身体でいいのか、それとも、手術をして変えたいのか。。。

しかし術後は、選べません。

元に戻りたいと思っても、戻れません。

何かを理由に受ける手術であっては、その目的が果たされなかった時、とんでもない後悔の念に、嘖むでしょう。

性別適合手術は、あくまでも、自分自身のためのみのものでなければならないのではないでしょうか。

 

 

最近までは、MTFさんの人口がFTMよりも多かったのに、僅かな間で、FTMの人口が、ここ数年で、MTFさんの人口を上回りました。

 

日本という国が、当事者に対して理解が深まったから。。。?

情報が得やすくなったから。。。?

当事者の人口が増加して、自分だけじゃないと思えるようになったから。。。?

 

どんな理由があるにしろ、命がけの大手術である事に変わりはありません。

 

ですからこれから性別適合手術を、ご検討されていらっしゃる皆さん。

絶対に、友達につられてとか、恋愛のためにとかのみ、安易に手術を望む事だけはしないでほしい、こう切に願います。

 

手術をしたから偉い?

手術を受けたから強い?

手術を受けたから男?

 

こんな定義は、全くありません。

 

 

僕は今回、高齢ながらも手術に臨みたいという方の話を聞き、逆に、この長年、コンプレックスを持った身体のまま活躍して来られたこの方が、とても強いなと、脱帽しました。

そして、周りの反対を押し切ってまでも、陰茎形成まで終えなければ、決して前向きになれなかった自分が、とても小さく見えました。

 

人に会うということ。

何よりも、とても勉強になります。

どんな手段より、確かな情報が得られます。

どんな手段より、その人間性が、確かに見ます。

 

世の中がどれだけ近代化して、人と人が接する機会が減少しても、それに流されることなく、接することが出来る人を捜していくことが、人生における、他にはない宝になる。

僕は今回、大阪での出会い、再会から、このように多くを学ばせて頂きました。

そして、カウンセリングに来たのみではなく、そう滅多に会うこともない僕に、激励の言葉をかけて下さった方々、喝を入れて下さった方々、絆を深めて下さった方々、本当に、本当に、ありがとうございました。

 

皆さんからの気持ちを真摯に受け、心機一転、信頼を寄せて、サポートの依頼を下さる方々のアテンド業務に、尚一層尽力して参ります。

 

まだまだ未熟者の僕ではありますが、今後とも、何卒宜しくお願い致します。

 

 

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