K君再々手術から一夜明けて

先月28日にヤンヒー病院で、前腕部皮弁陰茎形成手術を受けたK君。
術後の回復は、至って良好だった日々を過ごし、術後9日目に当たる今月6日に、排尿カテーテルが抜かれて歩けるようになりました。
しかし、排尿カテーテルを抜いた後、自力での排尿が困難で、その数時間後に、再度排尿カテーテルを挿入する手術を受けました。
しかし、カテーテルが挿入されたので、排尿は勿論、そのカテーテルを通り促されるようになったのですが、別の問題が生じ始めて来ました。

感染症が生じて、その影響が、陰茎の芯として挿入されているシリコン棒周辺まで及び、恥骨部の陰茎を縫合している手術痕からも、汚れた匂いを伴う体液が浸み出してくるようになり、陰茎の色も頗る悪い状態ということで、スキット先生の判断と、K君の理解を得た後、昨日緊急で再々手術となり、シリコン棒の摘出に至りました。

深夜からK君の病室に泊まり込み、今朝はヤンヒー病院で朝を迎えました。
9:30頃、スキット先生が回診に来て下さり、再々手術時のことを、話して下さいました。
スキット先生曰く、内視鏡で内部を見たが、陰茎内の尿道は、問題はなかったとのこと。
ただ、陰嚢部分や縫合痕が感染症の影響で、酷く汚れており、要するに腐敗しており、瘻孔を縫合するまでには至らず、洗浄して、シリコン棒を摘出し、まずはこれ以上腐敗が進まないように処置をしたとのことでした。
人の身体は、異常があると感じると、その部位を治そう治そうと、様々な働きをします。
外傷を負った際、一番わかりやすいと思いますが、傷が完治するまでの間、透明な体液が浸み出したり、瘡蓋を張ったり、それが剥がれるとまた出血が起き、治っていく過程で、体液が浸み出したり、時には化膿したり。
これと似たようなことが、目に見えない体内の負傷部分を治す時も行われており、それがどう作用するかは、正直、経過を見守らなければ一概には言えず、だからこそ、熟練した、そして患者を本当に日々よく診て下さっている医師でなければ、迅速な適切な処置は、非常に困難な手術であると、少なくとも僕はこう感じます。

タイで初めての乳腺摘出手術と開腹子宮卵巣摘出手術から、6年という月日を経て、念願だった前腕部皮弁陰茎形成手術に臨んだK君にとって、入院も長引き、更に、陰茎のシリコン棒まで摘出せざるを得ない症状に至ったことは、非常に不本意なことと思いますが、それでも、執刀医のスキット先生への厚い信頼があるからこそ、日々冷静に、気丈に過ごせていると思います。

ヤンヒー病院で、スキット先生の前腕部皮弁陰茎形成を受ける方のお世話に当たらせて頂き、その都度感じることは、こんな無謀な手術に臨む僕らへの、スキット先生の思いやり、優しさ、親身さです。
回診時等、そうそう愛想良く振る舞うことはない先生ですが、日々多くの患者を抱え、多忙なスケジュールにも関わらず、迅速さを欠かせない事態の時は、いつでもどんな時でも、お客様を優先して、適切な処置を施して下さいます。

ある意味大変烏滸がましい表現になってしまうかもしれませんが、だからこそ僕も、信頼を頂き、サポートの依頼を下さる少なくとも弊社のお客様のために、尽力したい、こう思えるということも、事実あります。

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