2月11日

2月11日の朝は、ヤンヒー病院のK君の病室で迎えました。

朝8時前に、術後診察のために到着したSさんを迎えて、今月1日に受けた膣閉鎖尿道延長と前腕部尿道形成手術後のスキット先生による診察時の付添通訳をさせて頂きました。
その後は、先月28日の前腕部皮弁陰茎形成手術から、術後14日目を迎えたK君の、スキット先生の回診時の付添通訳を。
その後は、SLE(全身性エリテマトーデス 全身性エリテマトーデス)を患う、タイ人の乳腺摘出手術を希望する方とスキット先生のカウンセリングに付き添わせて頂き、一緒に質疑応答をさせて頂きました。
結果は、服用を欠かせない薬が、手術に差し支え、服用を止めるわけにもいかず、またもし様々なリスクを承知した上で手術に臨んだとしても、術後の経過も決して楽ではなく、本当に大変だということから、手術は見合わせようという結果に至りました。
このタイ人の方も、非常に残念だという胸の中を話してくれましたが、不幸中の幸いは、とにかく手術をしたがる医師とは違い、様々な説明を事細かく教えて下さった、スキット先生のような医師のカウンセリングを受けられたことだとも、こう話して下さいました。

その後は再び、K君の病室へ。
スキット先生の回診時の見解を、詳しく伝え、今後の予定を伝えました。
結果から言うと、正直良好な状態とは言えない現状。
手術から術後9日目に排尿カテーテルが抜けるまでは、傷の治りも良く問題はない状態でしたが、排尿カテーテルを抜き取った後、排尿が困難で、何とか尿出そうと気張ったことが、尿道に支障を与えた可能性が大きく、その部分から感染症を起こしており、瘻孔が生じてしまっている状態です。
そこでスキット先生は、明日K君の再々手術を決定しました。
傷がグジュグジュしている状態なので、瘻孔を塞ぐことは現時点では不可能だけど、中の状態を確認して、できる限りの手を尽くしてみて下さるとのこと。
そのためこの再々手術後は、更に1週間寝たきりになり、排尿カテーテルを抜いて自力で排尿ができれば退院となると。
また、瘻孔を塞ぐ手術は、最低でも3ヶ月くらいは空ける必要があるとのことでした。

僕からこの説明を聞いたK君は、決して同様することもなく、日本で帰りを待つお身内の方に連絡をしました。
本人の意思と、お身内の方の意見が合致し、瘻孔を縫合し終えるまで約3ヶ月間、このままタイに滞在すると。

K君と知り合って6年目。
今回のことがキッカケで、恐縮ながら、お母様と電話でお話しをさせて頂きました。
きっと、余程心配だったのでしょう。
涙声に変わっていくお母様の声。
これから先一生、人の親という立場は経験することがないだろう僕に、また経験したこともない僕に、こんなお母様の心配されるお気持ちを、【わかる】というのは、あまりにも分を弁えないことに値するでしょう。
それくらい、親が子を想う気持ちは、計り知れないものと思います。

こんなお母様から、身に余るお言葉を頂きました。
お母様の代わりを務めることなど、到底僕にはできないことではありますが、信頼を頂き、6年という月日をかけて、この大手術に臨んだK君のために、日々尽力していくことを、スッタフにも伝えました。

明日は、今日到着したNさんのPAIでのブリン先生との手術前診察等の付添があります。
またガモン病院で、一昨日前に手術を終えたU君は、幸い痛みも酷くなく、また順調な回復を遂げて、乳腺摘出手術後胸部に挿入されている血抜きのドレーンも点滴も、そして排尿カテーテルも抜けて歩けるようになっていますが、引き続き順調に回復を遂げて、無事に予定通り帰国できるように、スタッフ一同尽力させて頂きます。

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