T君手術へ-膣閉鎖尿道延長/前腕部尿道形成-

今日はヤンヒー病院で、一昨日到着したT君の、膣閉鎖尿道延長と、前腕部への尿道形成手術日です。

早朝に採血を受けて、手術の迎えが来るまで、緊張のかけらもないくらい、爆睡していたT君(^◇^;)

10:50頃。
こんなT君の元に、手術への迎えがきました。
あくびをしながら、手術室へ搬送されたT君。

膣閉鎖尿道延長の術後は、前腕部皮弁陰茎形成よりは短いですが、6日間は、ベッド上に寝たきりの入院生活になります。
トイレは、排尿は、尿カテーテルが挿入されていて、意識することなく、尿が管を通り袋に溜まります。
6日間も、このような状態での排尿が続く影響で、カテーテルを抜取り、いざ通常のようにトイレで用を足そうとすると、膀胱がしっかり働かず、尿が出づらく、また、尿道延長の傷にしみるということもあり、変に力んで、術後の経過に問題がなくても、尿がを出せない状況に陥る方も、決して少なくありません。

女性特有の膣を閉じるので、触ると、術後はもちろん、今までコンプレックスだった穴はありません。
しかし、術後の陰部の見た目は、さほど術前と変わらないように見えるので、術後の結果が、目に見えるというものではない、どちらかと言うと、地味な手術かもしれません。
ただ、生きていく上で欠かすことのできない【排尿】を司る部分の手術です。
術後は、経過に差し支えないように、医師のアドバイスに従い、安静に療養することを、お勧めします。

また、前腕部への尿道形成は、将来皮弁して陰茎を形成する前腕部に、管が通される手術です。
通常の状態で、腕に、こんな物が突き刺さったらと思うと、少しゾッとしますが、手術とは不思議なもので、勿論術後の痛みには個人差はありますが、《激痛》は、基本的には伴いません。
慣れない自身の腕の見た目に、しばらくは戸惑うかもしれません。
しかし、将来、新たな身体の一部になる陰茎を形成する大切な部分になるので、この術後陰茎形成を受けるまでは、毎日のセルフケアが絶対に欠かせない、とてもデリケートな手術です。
一度管を通してしまった前腕部は、絶対に2度と、元通りにはなりません。
管を通したものの、陰茎形成をしたくなくなった際は、この管が貫通している部分を、しっかり処置を受ける必要が出てきます。
その処置も、勿論《手術》という内容になり、薬を塗り続ければ、貫通している穴が塞がるなどといった、魔法のような処置ではありません。

現状日本の場合は、わざわざ陰茎形成までしなくても、戸籍上の性別を変更できるので、ここまでの手術を望む方は、色々な理由から、決して多くないと思います。
しかし、この手術を受けるからには、受けてしまったからには、元には戻れないということを、重々承知の上で、しっかりとした知識を持った上で、臨んで頂ければ幸いです。

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